【窓外句(そうがい-く)】

窓の内側より、窓の外を見た光景や心情を詠む。窓は開けていても閉じていても構わないが、読み手は屋内にいる。

調子は問わないが、一行または二行(およそ25字程度)までに留める。

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2025

松の葉の鳴る音、気付く風の季節

夜半一人打ち付ける雨音を聞く

2024

雨の音を尻目に思う君は淫らだ

ふと右を見て出会う月のまん丸いことよ

あのバイクは後ろに愛する人を乗せてどこか遠くへ行くのかしら。枕を濡らす夜の話。

冷える夜更けにオリオンを眺め、 消えた両腕を探す旅に出る