【窓外句(そうがい-く)】
窓の内側より、窓の外を見た光景や心情を詠む。窓は開けていても閉じていても構わないが、読み手は屋内にいる。
調子は問わないが、一行または二行(およそ25字程度)までに留める。
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松の葉の鳴る音、気付く風の季節
夜半一人打ち付ける雨音を聞く
雨の音を尻目に思う君は淫らだ
ふと右を見て出会う月のまん丸いことよ
あのバイクは後ろに愛する人を乗せてどこか遠くへ行くのかしら。枕を濡らす夜の話。
冷える夜更けにオリオンを眺め、 消えた両腕を探す旅に出る